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指輪が外れなくなって困ったことはありますか?

指輪 と むくみ 、 外れなくなっても焦らないで大丈夫!
指は朝と夜で太さが変わることもあり、1日の間だけでも1号程度のサイズの差が出るんです。
今回はそんなむくみが酷い時の対処法、指輪が外れなくなってしまった時の解決法をご紹介します。
たった今指輪が外れなくて焦っている方は、ぜひ深呼吸をしてから読んでみてくださいね。

【 はじめに 】

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指輪がきつくなるのは、むくみが原因かも…。

指輪の着脱がスムーズにいかない時は、指がむくんでいることが原因かもしれません。
指のむくみは体質もありますが、季節との関係性、生活とも深くかかわっています。

朝はめた時は問題なかったのに夕方外せなかったとか、指輪を試着してみたら抜けなくて焦ったとか…
はたまた産前産後であったり、つけっぱなしの指輪を手術前に外そうとしたら取れなかったなどなど。

指輪が外れなくて困ったという経験をしたことのある方はとても多いですよね。
かくゆう私もその一人。
外れなくなって焦ったことがあります。

今回はそんな一大事に直面しても焦らないように、むくみの取り方から指輪の外し方までご紹介します。

【 むくみの原因 】

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「むくみ」の正体は…?

指のむくみの主な原因は水分。
水分が指先に溜まると、指のむくみが生じます。

通常は摂取した水分は腸で吸収され、血液と一緒に体中に運ばれていきます。
ですが水分を摂りすぎてしまうと腸で吸収しきれなかった水分が、皮膚の下に溜まってしまうのです。
この余分な水分がたまっている状態こそが、「むくみ」の正体。

①長時間、手指を下にしていた

手指を下げた状態が長いと指先がむくみやすいです。
これは水分が重力によって下に落ちるから。

②起床時

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朝おきたらむくんでいた…なんてことも!

横になって眠っているとき、頭から足の高さが同じくらいになります。
そういった際には体全体の水分量が均等になります。
そのため、活動している際よりも指先の水分量が多くなることでむくみが発生します。

③アルコールや塩分の摂取

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塩分もアルコールも適量で…。

アルコールを多く摂取すると血行が悪くなりむくみが生じます。
また塩分の取りすぎもむくみの原因となります。
これは体が塩分濃度を調整するために水分をため込んでしまう性質から。
塩分量を控えることも大事ですが、塩分にも役割があるので控えすぎも逆効果。
体内の水分を排出する役割のあるカリウムを含む食材(例えば海藻や果物など)を、意識的に食べるようにするといいかもしれません。

④運動不足

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運動不足はあらゆる不調の原因にも…。

日頃から運動の習慣がない方はむくみやすいタイプ。
運動する時間が取れないような場合は簡単なストレッチを取り入れたり、歩幅を少し大きくすることなどから意識しましょう。

⑤水分摂取量が少ない

水分が多くても駄目ですが、少ないのもまたむくみの原因のひとつ。
健康な成人は体重1㎏につき約35mlの水が毎日必要です。
体重50㎏の方であれば1.7ℓは必要になる計算です。

⑥冷たい飲み物・食べ物が好き

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暑い季節はついつい食べ過ぎてしまいます…。

冷たい飲み物や冷たい食べ物を沢山取りすぎるのも良くありません。
こういった食べ物が多くなってしまう夏場も注意が必要。
体を冷やすと筋肉が硬くなり、代謝が低下する原因になってしまうんです。

⑦シャワーで済ませることが多い

先ほども書きましたが、体を冷やすとむくみやすくなります。
そのためシャワーだけで入浴を済ませることが多い方も要注意。
可能な範囲で湯舟につかる機会を設けましょう。

⑧エアコンのきいた部屋が好き

これも同様に体を冷やしてしまうので、温度管理に注意が必要です。

【 むくみの解消方法 】

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むくみを解消するのに有効なのは?

①睡眠

起床時にむくみが起きやすいと書きましたが、体を寝かせることはリンパの流れを良くします。
リンパの流れが良くなることでむくみの解消にもつながるため、できれば7時間以上の睡眠時間を確保したいものです。

②血行を良くする

体の冷えやストレスによって血行が悪くなるとむくみが生じます。
適度な運動を日課にするなど、冷えやストレスへの対策を忘れずに。
日頃から湯舟につかる機会を作りましょう。

指のむくみをとりあえず解消したい時などは、桶に40度程度のお湯を張り5分ほど手全体を浸けてみてください。

③適切な水分量

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ご自身の適切な水分量を知っていますか?

多くても少なくてもむくみの原因になる水分。
多い場合は運動などをして排出するように心がけましょう。
少ない場合はぜひ適正量目指して水分を摂取するようにしましょう。
水分は一気に適正量を摂取しようとするのではなく、一日かけてその量を飲むことを心がけましょう。

④テーピング

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強すぎない加圧はむくみ対策にも有効!

注意していてもどうしてもむくんでしまう…

そういった方の指のむくみであればテーピングも効果的。
指の根本から指先に向けてテーピングで圧力を加えましょう。
あくまでも加圧が気持ちいい程度を意識することが大事です。
強く巻きすぎると血流が悪くなり逆効果です。

足などのむくみ対策なら加圧ストッキングや加圧靴下を使いましょう。

⑤マッサージ

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手軽に試せて、効果も抜群!

手指のむくみなら一番手軽なのはハンドマッサージ。
ハンドクリームなどを着けてマッサージしましょう。
入浴後の血流が良くなっている時なら効果も倍増です。

【 指輪が抜けない時は? 】

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対策をしてもむくんでしまったら…。

むくみの対策をしても、指輪が抜けなくなることはよくあります。
人の指は一日のうちでも約1号程度、太さが変化します。
リングサイズで1号違えば、内周の差は0.9~1.0mm。
急に抜けなくなったからといって焦ってしまうと、余計に筋肉が緊張して、更に悪循環に陥ってしまいます。
まずは深呼吸して落ち着いてから、指輪を抜く方法を試してみてくださいね。

◇指輪のサイズに関してはコチラをどうぞ→

①バンザイのポーズ

まず一番初めに、バンザイをして腕を軽く揺らしてみてください。
腕を上げることで心臓より上に指を持ってくると、手の水分が下がってむくみが収まることも。
バンザイの状態で腕を軽く揺らすと筋肉の緊張もほぐれます。
1~2分程度この運動をしてみてから、改めて指輪が外れるかどうか、試してみてください。

②指を冷やす

バンザイで効果が無くても焦らないでくださいね。
中には腕を上げることが難しいような方もいらっしゃるはず…そういった方は流水で手を冷やしましょう。
30秒程度冷やすことで、バンザイをした時のような効果が得られることも。

③マッサージ

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オイルやクリームなどを使うと更に効果的◎。

バンザイも冷水も効果がないこともあり得ます。
やっかいなむくみが相手の時はハンドクリームなどを使いながら、マッサージしてみましょう。
血行を良くすることで老廃物を押し出し、むくみをとる方法です。
焦った気持ちも落ち着く効果があります。

④石鹸や油を使う

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それでも駄目なら家にあるアイテムで!

それでも駄目なら、石鹸や油の力を借りましょう。
指輪の部分に液体石鹸や油(この場合サラダオイルやオリーブオイルなど)をたらします。
ゆっくりと指輪を動かして指と指輪の間に石鹸や油を馴染ませます。
その後指輪を回しながらゆっくりと動かして外しましょう。

この時、指輪に天然石が使われている場合は要注意。
天然石には水分、石鹸、油がNGなものもありますので、試す前に天然石が問題ないかどうか確認しましょう。

◇天然石についてはこちらで詳しくご紹介してくださっています。→

⑤糸を使う

糸をつかって指輪を外す動画です。(音量ご注意ください。)

糸を使って指輪を外す方法があります。
おばあちゃんの知恵袋的な方法で、昔から使われてきています。
糸は細すぎると皮膚に食い込んでしまうので、タコ糸や手縫い糸くらいの太さのものも使います。

1. 指と指輪の隙間に糸を通します。
(縫い糸に糸を通し、指と指輪の間をくぐらせると簡単です。
その際針先が皮膚に刺さらないように注意しましょう。)

2. 指先側の糸を指輪部分から指先に向かって巻き付けます。

3. 巻き付けた糸の先端を押さえながら、指輪と指の間に通した方の糸を指先側へ引っ張ります。

4. 指輪がすこし指先側に移動するはずです。

5. 2と3を指の関節を超えるまで繰り返します。

6. 糸が関節のところまできたら糸を外し、ゆっくりと指輪を外してみましょう。

※あまり糸をきつく巻きすぎないこと、無理をしないことを前提に注意しながら行ってください。

⑥消防署へ連絡を…

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消防署は最終手段!

それでも外れない場合は最後の手段ですが、消防署へ相談を。
消防署には緊急用のリングカッターがあります。
どうしても外れない場合はリングカッターで切断してもらうことも検討しましょう。
切断した指輪は強度は落ちるものの、修復することができる場合もあります。

◇アクセサリーのお手入れ方法が気になった方はコチラをどうぞ→

【 まとめ 】

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ちょっとしたことに気を付けるだけでも、むくみにくくなりますよ!

指輪 と むくみ 、 外れなくて 困った 時は?というテーマでご紹介してきました。

日頃からむくみやすい方はもちろん、夏になるとむくみやすくなる方など、タイプは様々です。
やっかいなむくみですが、対策自体は案外難しくないんです。
日常生活でちょっと気にするだけでも、大きく変化してくるのではないでしょうか。

日頃のむくみの悩みが少しでも解消されたら幸いです。

また急にむくんで指輪が外れなくなってしまった!なんていう一大事にも、ちょっとだけ思い出してもらえたら嬉しいです。

焦っていると余計に外れないという悪循環に陥りがち…。
そんな時はぜひ一呼吸置いてから、お試しください。

また急いで外さなければならない状況でなければ、そのまま様子を見る、というのも1つの手です。
むくみすぎて痛いとか、店頭で試した売り物で買う訳にいかないという切羽詰まった状況でなければ、そのまま翌日まで待ってみましょう。
意外とあっさり外れるなんていうこともありますよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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