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卒業式や入学式にコットンパールを使っても問題ない?

コットンパール は 卒業式 入学式 に使っても問題ありません。
ただいくつか注意点はありますので、詳しくご紹介してきます

【 はじめに 】

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コットンパールのネックレスを使ったことがありますか?

皆さんはコットンパールのアクセサリーを使ったことがありますか?

私は初めてコットンパールを身に着けたとき、こんなにも軽いのかと驚いたことを今でも思い出します。

コットンパールのおすすめポイントは、なんといってもこの軽さにあると思います。

軽いからこそ着けていても疲れないですし、軽いからこそできるボリューム感のあるデザインを楽しめます。

それに何といっても、本真珠のようにお手入れに気を遣うこともありません。

これって、忙しいママさんたちには嬉しいアクセサリーなんですよね。

◇他にもママさんにおススメしたい詳しい理由はこちらをどうぞ→

このコットンパール。

格式などの問題で残念ながら冠婚葬祭には不向きです。

ですが、家族間のイベントごとである七五三や習い事の発表会、卒園・卒業式に入園・入学式にはポイントを押さえることで使うことができますよ!

今回は卒園・卒業式、入園・入学式にはどういったものを選んだらよくて、どういったものが駄目なのかということを中心にご紹介していきます。

【 卒園式・卒業式・入園式・入学式 】

Children play a leading role
卒園式・卒業式・入園式・入学式の主役は何といってもお子さん!

一番大切なポイントは「お子さんが主役」であるということ。

では卒園式・卒業式・入園式・入学式に着けていいアクセサリーや、ママさんの装いはどんなものでしょうか?

服装がお子さんよりも目立ってしまっているのは、最もマナーに反するということをまず念頭に置いておきましょう。

あくまで親は晴れ姿を見守る立場。

みすぼらしい恰好は駄目ですが、派手に着飾りすぎるのもNGです。

園や学校によってかなり式の雰囲気も違うそうですし、コロナ渦の今、式そのもののあり方も変化しています。

もし近所に同じ園や学校に通っている方がいらっしゃれば、直接雰囲気を聞いてみるのが一番間違いがないですよね。

近所にそういった方がいらっしゃらないようであれば、園や学校のHPなどで式典の映像が見つかるかもしれませんのでそういったものをチェックしましょう。

~ママさんのコーディネイトの注意点~

・年齢にあったスーツ、アイテムを

年齢にあったスーツの色を選びましょう。

若いお母さんであれば淡いピンク色のスーツでも可愛らしいですが、年齢が上がってくると品の良さを出した方がいい場合もあります。

無難だとおもって黒を選ぶ場合は、全身が黒にならないようにご注意を。
小物で華やかさをプラスできるようにするといいですね。

またスカート丈は必ず膝が見えないものを選びましょう。

そして当然ですが生足は厳禁です。
基本はベージュのストッキングとされます。

黒い洋服を選んだ場合、黒のストッキングを合わせるとお葬式感が出てしまいますのでここでも注意が必要です。

・靴やバックにも気遣いを

スーツと色があっていなかったりすると、コーディネイトがちぐはぐになりますね。
靴やバックに傷や汚れがついていないかのチェックも大切ですし、会場で靴を脱ぐ可能性も考えると、中敷きなどもきっちり確認しておきましょう。

パンプスもこういった式典の際にはぺたんこの物はあまり良い顔をされません。

だからと言ってあまり高いヒールも馴染みませんので、高すぎず、低すぎず3㎝から5㎝程度が妥当でしょうか。

・髪型のセット

基本的には清潔感があることが大切です。
あまりに華美にセットする必要はないようです。

・サブバックは必要

フォーマルバック以外にもサブバックは持っていて損はありません。

撮影などで荷物は案外多いですがそれらを普段使いのトートバックなどに入れて持つのは、やはりコーディネイトから浮いてしまいますよね。
サブバックにも気を遣えるといいですね。

・アクセサリーやジュエリー

ネックレスにイヤリングやピアス、ブローチやコサージュ…
これだけ着けたら顔回りが大渋滞しますよね。
必ず引き算を意識しましょう。

たとえば洋服にレースやビジューのあしらわれたものであれば、ネックレスやブローチ、コサージュは必要ないかもしれません。
あくまで全体のバランスを見て、華やかさを足し引きしてくださいね。

基本的に卒園・卒業、入園・入学などの式は昼間。
夜のパーティなどはキラキラと光るものをつけるべきなのですが、昼間の式であればそういった光る宝飾品はつけないのがマナーです。
そういった理由があるからこそ、パールのアクセサリーが定番にもなっています。
ただ、絶対にパールでなければいけないかというとそうではありません。

ラインストーンやビジューのようなものでも、ポイントで使われていたり、小さ目の控えめなデザインであればOKです。
たとえダイヤモンドであっても婚約指輪であれば、外す必要はありません。

・派手すぎる花のコサージュ

卒業式や入学式に大振りな花のコサージュをつけるイメージがありますが、このイメージが既に昭和の考えのようです…(昭和生まれなものですみません…)。

基本的に華美になりすぎないことが大切なので、着けるならばコサージュよりはブローチ。

また下の子をつれて式に出席するような方であれば、抱っこしたときにコサージュの針が危険ですし、必ずつけなければならないアイテムではないのでそういった場合は潔く引き算したほうが良いでしょう。

【 パール別 使えるシーンは? 】

Pearl necklace photo
どんなシーンでどんなパールを使ったらいい?

パール別 使えるシーンはどんなものでしょうか?

・あこや真珠

一般的に本真珠と言われるあこや真珠。
和玉ともいわれたりします。
日本で養殖されている真珠のほとんどはこのあこや真珠。
大きさは2~10㎜程度で、ホワイト~ホワイトピンク、クリーム系、ゴールド系、ホワイトグリーン系など様々な色があります。
日本では冠婚葬祭、様々なセレモニーに使えます。

・タヒチパール・南洋黒蝶真珠

南洋黒蝶貝が作る真珠で、黒系、緑系、赤系、グレー系、などがあります。
中でもピーコックグリーンと呼ばれる深い緑に赤みがかった色合いのものはとても人気が高いです。
あこやに比べ、サイズも大きいものが多いです。
色とサイズ次第では冠婚葬祭も問題ありません。
卒園・卒業・入園・入学などであれば、華美になりすぎないよう10㎜以下のサイズを選びましょう。

・白蝶真珠・南洋白蝶真珠

南洋真珠で一番大きい真珠貝の白蝶貝からとれる真珠は、貝が大きいだけでなく中身の真珠も大きいです。
最大サイズで直径2㎝ほどですが、さすがにこのサイズになると高価ですし、よほどのパーティなどのシーン以外での使用は浮いてしまいます。

・淡水真珠

海ではなく淡水で育つから淡水パールと言われます。
日本では琵琶湖などの湖で養殖されることから、湖水真珠と呼ばれることも。
母貝はイケチョウ貝という貝です。

形状は楕円のものが多いとされますが、養殖技術の向上に伴い、サイズや形状も向上してきています。
一般的な淡水真珠はあこやや南洋真珠に比べて手の届きやすい価格帯です。
結婚式や二次会、行事などにも使えます。

・コットンパール

綿を圧縮し表面にパール塗装を施したイミテーションパールです。
残念ながら葬儀には使えません。
結婚式などは格式などによっては使えるシーンも出てきました。

◇結婚式で使えるシーンはコチラをどうぞ→

【 パールの使いやすいサイズや長さ、色合いは? 】

Pearl size comparison photo
左から6㎜、8㎜、10㎜のコットンパール。

卒園・卒業式、入園・入学式で使いやすい長さやサイズ、色はどんなもの?

フォーマルなスーツを着るようなシーンでおススメの長さ

基本的に冠婚葬祭のうちで、ネックレスの長さに決まり事があるのは葬儀のみです。
葬儀の場合は長くても50㎝から60㎝程度で、胸より上の長さであること。
冠婚葬祭のうち葬(お葬式)以外のものは、長さに決まり事はないようです。

卒業式、入学式のママさんは必ずネックレスをつけなければならない訳ではありません。
しかし全体のバランスを見てフォーマルな雰囲気をより足したい場合は心強い味方になってくれます。

・プリンセス(42~43㎝程度の長さ)

これはフォーマルで万能と言われる長さ。
装着した際には鎖骨にかかる程度の長さです。
ファーストパールで贈ったり、お嫁入りの際にセットで選ばれる事が多いと言われています。
スーツも選びませんし、上品さが感じられるので人気です。

・マチネー(52~60㎝程度の長さ)

装着した際に女性のトップバストの位置にくるくらいの長さ。
マチネーはフランス語で午前中、劇場などの昼公演を意味します。
観劇の際に着るドレスに合わせやすいからこの名前が付いたとか。

・オペラ(75~80㎝程度の長さ)

より華やかな印象のロングネックレス。
オペラを鑑賞する時の衣装に合う長さであることから、この名前が付けられたそう。

・パールのネックレスを2連、3連に着ける

お祝いの席などでは1連パールはもちろん、2連、3連も問題ありません。
葬儀などの際は悲しみが重なる、といったイメージで縁起が良くないため2連、3連は絶対にNGです。
しかし他のブログでもご紹介しましたが、年齢が上の方ほどお祝いの席に2連、3連のネックレスはNGだと思っている方がいらっしゃるのも事実。
お話をしてご理解頂ける間柄であれば問題ありませんが、そこまで親しくない方にそう思われてしまう可能性もありますので、心配であれば避ける方が無難です。
他のプチネックレスとパールのネックレスを重ね付けしたりするのは問題ありません。

◇アクセサリーと結婚式のマナーの詳細はこちら→

フォーマルシーンでおススメのサイズ

基本的にフォーマルシーンに使うパールはまん丸に近いものが理想とされています。
そのため、バロックパール(「Baroque」はポルトガル語で歪んだ、という意味で、デコボコとした個性的な形のパールです)は冠婚葬祭には不向きと言われています。

基本的にフォーマルシーンで重宝されるサイズは直径8㎜程度。
首が細い方であればそれよい多少小さい目の7.5mm前後でも問題ありません。
それよりも小さ目の7㎜以下のサイズはカジュアル感が出てしまうので、フォーマルシーンではおススメしません。

それならば大きければ問題ないかというと、そうでもないんです。
10㎜を超えるサイズはお葬式ではNG。
場合によっては華美になりすぎるサイズなのでパーティなどでは問題ありませんが、フォーマルシーンであれば状況によりけり、といったところでしょうか。

またパールは年齢を重ねるごとに、小さめサイズが似合わなくなり、大き目が似合うようになるとも言われます。

  • 20代   7.0~7.5㎜程度
  • 30代   7.5~8.0㎜程度 
  • 40代   8.0~8.5㎜程度
  • 50代   8.0~8.5㎜程度
  • 60代   8.0~9.0㎜程度

このサイズ感が年齢ごとに似合うサイズであると言われていますが、首が細めだったり華奢な体形の方であれば基準値より0.5㎜程度小さめでも良いですし、背の高い方であれば基準値より0.5㎜程度大き目が良いでしょう。

しかし単純に考えて年齢ごとに買い替えるのは現実的ではないですし、この年齢別の基準は恐らく宝飾・真珠業界の思惑がかなり強く反映されていると思われるので、あくまで目安とお考え下さい。

もし一生もののジュエリーとしてパールを購入するようなときは平均的なサイズである8.0㎜程度を目安に選ぶと、人生の大切なタイミングで使いやすいかと思います。

フォーマルシーンでおススメの色

・ホワイト

冠婚葬祭どのシーンでも使える万能色はなんといってもホワイト。
なかなか厳しいルールのある葬儀でもホワイトならば問題ありません。
うっすらとピンクがかっていたり、うっすらと黄色がかっていてもホワイトパールであれば葬儀もOKだとか。

・グレー

グレーのパールと言えばあこや真珠や南洋黒蝶真珠の黒の薄めの色が代表的。
なんとなくグレーというとお葬式のイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが、喪に限定されたパールではありませんのでお祝い行事でも使うことができます。

・ブラック

ブラックの真珠もお葬式のイメージが強いかもしれません。
ですが結婚式などでも使用して問題ないのです。
(ルールとして問題がなくとも年齢が上の方ほど黒真珠=葬儀のイメージが強いため、結婚式にそんなものをつけて…と思われてしまう可能性もありますのでご注意ください。)

干渉色の入ったブラックパールはとても華やか。
こういった色はパーティなどでおススメです。

・上記以外のカラーのパール

調色技術の発展であこや真珠や淡水パールではピンク色や黄色、青系、グリーン系などのパールの生産が可能になりました。
濃すぎないきれいな色合いのものであれば、卒園・卒業式、入園・入学式、七五三などでママさんが着けるのも素敵です。

【 コットンパールは使えるの? 】

Photo of cotton pearl
コットンパール、使っても大丈夫?

ここまで踏まえた上で、コットンパールは活躍できる?

冠婚葬祭にはパールのネックレスを…というのは、実際のところ宝飾・真珠業界の思惑が色濃く反映されたものであるのは、皆さんうっすら気づいてらっしゃるかな、と思います。
海外ではここまで葬儀の服装に関してシビアではないですしね。

パールの品質を見極める際の基準となる「テリ」や「ツヤ」は、やはりお手頃価格のものと高額なものとでは全く違います。
少しでも宝飾の世界に携わった方だったり、宝飾にちょっと詳しい方が見れば一目瞭然。

ですので、確かにある程度の年齢になってくれば、きちんとしたパールのジュエリーを揃えておくべきかもしれません。
けれど、やはり一定品質以上の良いパールのお値段は馬鹿にできないので、なかなか購入まで至らないのも事実…。

それに冠婚葬祭の中で一番マナーにシビアなお葬式だって、パールのネックレスは必ずしなければならないものではありません。
しても良いもの、というだけで無ければ無いで無理してする必要はないんです。

で、あれば、無理して購入する理由ってあるんでしょうか?

確かに既に持ってらっしゃる方はそれを使えばいいと思います。
ですが、冷静になってみればパール以外は着用できないなんていうシーンはお葬式以外にないんですよね。

お祝いの席でも、一定ラインを守って服装に違和感のないアクセサリー、ジュエリーであればマナー違反にはならないんですから。

卒園・卒業、入園・入学といった場面でも、よっぽど格式を重んじてます…、お受験が必要で…、進学校で…、とかそういった場合は別かもしれませんが、葬儀のように堅苦しく考える必要は現在では無いように思います。

確かに冠婚葬祭は、冠(昔の元服、今でいう成人式)婚(結婚)葬(お葬式)祭(祖先の祭礼の事で本来は神仏や祖先を祀ること、現在で言えば法事や法要、正月、お盆、お彼岸が含まれます)ということで人の人生に関わる祭事の事を指します。
広い意味では出産や入学、卒業などの家族間のイベントも含まれるようですが、従来の意味には入っていないようです。

それにお世話になった先生方、これからお世話になる先生方への敬意を表す事も大事ですが、真珠=敬意を表す、というわけではないですよね。

NGな事、OKな事を見ていってもコットンパールが駄目ということはないんです。

(コットンパールがNGだと表記するサイトもチラホラありますが、大抵は宝飾品を販売している会社のサイトでしたと小声でお伝えしておきます。)

サイズや形状、ネックレスならば長さなど気をつけて、華美になりすぎず、品よくまとめる事ができれば問題ないかと思います。

ただやはりコットンパールは安っぽいと考える方がいらっしゃるのも事実。
パール以外はNGとご自身の中のルールが一番と考える方がいらっしゃるのも事実。
そのジャッジは周りのママさんたちの年齢層にも左右されるかもしれません。

◇プチプラアクセサリーは恥ずかしいと感じる方にはこちらの記事をどうぞ→

どう思われるか心配…といった方であれば不安を抱えながらコットンパールを買ったり、無理して高級なパールを買ったりする必要はないと思います。
そういった場合は手持ちのものや、パールよりもお手頃で使えそうなアクセサリーやジュエリーを選んだらどうでしょう。

卒業式、入学式に出席する回数は多くてもお子さん一人につき10回程度。
しかも十数年かけて10回ですから、変化するのは流行だけでなく、ママさんご自身の体形だって変化する可能性があります。

そう考えればその時その時で着る洋服も違うでしょうし、それに合わせて着けるアクセサリーやジュエリーだってお手頃なもので楽しんだらいいのでは…と思います。

もちろんそういう時こそ、シンプルでベーシックな本真珠のネックレスとピアス・イヤリングのセットがずっと活躍するのよ!という方はきっといらっしゃるはず。
そしてそんな風にパールをお手入れしながら大切に使っていくのはとても素敵なことだと思います。

ですがパールとの出会いも、本当に気に入る一点に出会うのはなかなか難しいです。
安い買い物ではないので、妥協してほしくないですし、焦って購入するよりはじっくりと選んで購入していだきたいジュエリーだと思います。

◇ジュエリーとアクセサリーの違いはこちらをどうぞ→

【 まとめ 】

Photo of a woman doing research
コットンパールを使うなら…

コットンパール は 卒業式 入学式 に使って大丈夫? というテーマで今回は書かせていただきました。

卒園・卒業、入園・入学式の服装でママさんが気を付けるポイントから、おススメのパールのサイズや長さなどをご紹介してきました。

例えば8㎜珠でプリンセスの長さのコットンパールネックレスに、同じく8㎜珠のコットンパールのひと粒ピアスかイヤリングなどを合わせて、他の宝飾品はなし、とかであれば上品にまとまりますし、色はホワイトかキスカが肌馴染みもいいです。
スーツに華やかさがプラスされて華美にならずにお祝い感を出すことができると思います。

ネックレスとピアスかイヤリングだけだと地味かもしれない、と思う方もいるかもしれませんが、あくまでもお子様が主役である卒園・卒業、入園・入学式。
主役を引き立てるために、ここはグッと我慢して引き立て役にまわってみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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